【文章の書き方】読みやすい文章のコツ 文章は短く簡潔に書く
- cuaunited
- 2015年10月30日
- 読了時間: 2分

文章を書くとき、あれも書きたい、これも書きたいとなって、ついつい1文1文が長くなってしまうことはないでしょうか。1文の長さが長くなってしまうと、それだけで読み手にとっては読みづらくなってしまいます。
<例文>
名古屋のPRは他と比べて非常に特徴的であり、その理由は2つあるのだが、1つ目は名古屋自体が排他的な風潮がある地域であるため他県からPRサービスが参入するのが非常に困難であったことと、2つ目はものづくりの街であるため、広報やPRなどで製品の良さを世間に広めることよりも、よりよい製品を作り続けることに力を注いでいるからである。
「、」でつないでかなり長い文章になりました。読んでいる途中で、この文章が何を言いたいのか分からなくなってきますね。
<改善>
名古屋のPRは他と比べて非常に特徴的である。
その理由は2つある。
1つ目は、名古屋自体が排他的な風潮がある地域であるため他県からPRサービスが参入することが非常に困難な点である。
2つ目は、2つ目はものづくりの街であるため、広報やPRなどで製品の良さを世間に広めることよりも、よりよい製品を作り続けることに力を注いでいるという点である。
例文を4つの文章に分けてみましたが、いかがでしょうか。文章の質はともかく、内容は分かりやすくなったかと思います。
文章を短く区切ると最初は違和感を感じるかもしれません。しかし、その違和感に負けて文章を長くし、相手に伝わりづらい文章を書いてしまっては意味がありません。相手に自分の意思を伝えるには短く簡潔な文章を心掛けましょう。
個人的な意見ですが、毎日プレスリリースを何枚も読んでいて思うのは、A4の原稿用紙で3行を超えたら長いと感じてしまいます。プレスリリースの場合、専門的な用語の解説や自社の紹介などで長くなるケースが非常に多く見られるので、ぜひ気を付けてみてください。
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