【ノウハウ】2016年 広報部の目標は?
- cuaunited
- 2016年1月18日
- 読了時間: 3分

2016年に入ってもう半月が経ちました。会社全体としての目標や、広報部内での目標もそろそろ決まってきている頃かと思います。
広報部の目標の立て方として、
・広告換算価値を利用する
・マスコミ露出の件数を目標にする
・マスコミ露出の質を目標にする
以前にこのような方法をご紹介させていただきました。特に上の2つは数値化できる目標なので、目標までの進捗率や達成度を明確にすることができますし、例えば上司や全体的な会議の場でも報告しやすい目標になるかと思います。
◆参考記事◆
こういった目標は比較的大きな目標ですので、年間の目標だったり、四半期の目標になりがちです。逆に言うと、月間の目標にはしづらい目標かと思います。
ということで、今回は目標の規模を小さくして、月間の目標として掲げるようなものをご紹介していきたいと思います。
■プレスリリースは毎月出す!
PRの基本にして王道、プレスリリースを毎月出すことを月間の目標にしてみましょう。新商品があったとき、新店がオープンするとき、などプレスリリースの最善のタイミングを待っていては期を逃してしまいます。むしろ、何もないときこそ広報担当者の腕の見せ所でしょう。
社内を歩いてネタを探すのも良いですし、過去に何らかの理由があって配信を見合わせたプレスリリースをもう一度見直すのも1つです。あとは、新商品の発売の際に1回プレスリリースを送ったまま放置、なんてことはありませんか?そういった情報でも掘り下げれば再度プレスリリースのネタになることだってあります。
それでも配信すべき情報が見つからない場合は「自分の手でネタを作り出しましょう」。ネタを作る方法は色々とありますが、私のイチオシは調査プレスリリースです。調査データがあると、プレスリリースが書きやすいうえに、様々な情報を取っておけば、何回ものプレスリリースに使える点が便利ですね。
なぜ、このようにプレスリリースを毎月配信することを推奨するかというと、プレスリリースを毎月出している企業は、年に1回しか配信していない企業よりも記事掲載率が非常に高いからです(※当社クライアントでのデータです)。
毎月プレスリリースを配信することで、メディア側からも認知されやすいですし、プレスリリースを書く側も、スキルがガンガン上がっていきます。PR会社にプレスリリースを依頼している場合でも、配信頻度が高くなるにつれて、PR会社とクライアント企業の新密度が上がり、PR会社側の担当者がより深くクライアント企業を知ることができ、結果として良いプレスリリースにつながるわけです。
毎月プレスリリースを書くのは本当に大変です。しかしながら継続することで様々な恩恵があることも事実です。毎月必ずプレスリリースを出す!これを毎月の目標にしてみてはいかがでしょうか。
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