【マーケティング】店舗を支える地味なマーケティング”BGM”の重要性
- cuaunited
- 2016年1月21日
- 読了時間: 2分

みなさんんは、”サウンドブランディング”という言葉をご存知でしょうか。
これは店舗マーケティングの一環として非常に重要視されている手法で、どのようなBGMを流すかによってお店の雰囲気をコントロールし、売上を高めていくことを指します。
みなさんが店舗に入った時何気に耳に入るBGMは店舗にとっては売り上げを左右するほどの重要な要素になるのです。
例えば、顧客回転率を高めなければならない牛丼店や昼間のラーメン店等の場合は音楽自体が無い店舗も多いですよね。
これは、音楽には”マスキング効果”というものがあり、周波数によって人間は”安らぎ感”や逆に”嫌気感”を感じるというものです。
つまり、回転率を高めたい店舗にとって、”安らぎ”を与えてしまっては、長く店舗に居座られてしまうため、音楽が無い場合が多いのです。
とあるラーメン店では、BGMを従来のゆっくりとしたBGMから店舗の早いBGMへ変更しただけで昼間の顧客回転率が大幅にアップしたとの事例もあります。
ランチを食べている時に、運動会のかけっこでよく流れるあの音楽が流れたら心理的に急かされますよね。極論、そういうことなのです。
逆にカフェ等には、”安らぎを与える空間”であるため、BGMの選定はより重要視すべきなのです。
例えば、スターバックスでは最近”Spotify”というアプリで店内で流れる曲のリストを入手することができるサービスを開始し、どこにいてもスターバックスにいる体験を提供しています。
その音楽を聴いてもらうことで、広告ではないけれども必然とスターバックスを思い出してしまい、行きたくなってしまうという心理をマーケティングに活かしていると言えます。
何気に流しているBGMも少しこだわれば、売上も大きく変わってくるのかもしれません。
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