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【PR】オランダが仕掛けたPR”キス切手”プロジェクト
- cuaunited
- 2016年1月19日
- 読了時間: 2分

近頃は国内でもLINE等のメッセンジャーアプリやFacebook、インスタグラム等のSNSもすっかり浸透し、「手紙を送る」という文化やそもそも「書く」という文化すらも減っています。
特に年賀状における若者離れは顕著でデジタルが浸透していく反面日本の良き風習も薄れてきました。
この現象は日本だけのものではなく世界中で起こっている中、オランダの郵便局(postNL)がまったをかけるかのごとく素敵なPRを展開しました。
それが”キス切手”プロジェクトです。
このプロジェクトは2015年のバレンタイン限定で行われたもので、「キスマークが切手替わり」になるというもの。
どこの国でも手紙を郵送する場合は切手を貼りますが、この日ばかりはバレンタインデーカードを送る際に切手を貼る箇所にキスマークを押印(?)して投函すれば、大好きなあの人にラブレターが届くというのです。
大規模な告知は行われることなく、プレスリリースやSNSでの事前告知のみでキャンペーンは行われ、前年に比べバレンタインデーカードの郵送件数は283%増加しました。
それにも増して、本物の切手を添付したハガキの郵送件数も1.4倍になったとのことなのでプロジェクトは大成功と言えます。
デジタルの進化に伴い、コミュニケーションの希薄化が問題視されている中でこのように少し手の込んだ”手紙”は従来にもまして相手の心を掴むものではないでしょうか。
日本で同じことを行うと衛生的にどうなのか等の話にはなりそうですが、古き良きコミュニケーションの取り方に若者も心を躍らせるかもしれません。
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