【ノウハウ】いつでも、どこでも使える万能ネタ「社長PR」のススメ
- cuaunited
- 2016年1月21日
- 読了時間: 3分

「うちの会社はPRできるネタがなくて」とお悩みの広報の方は多いと思います。確かに、毎月新商品発売や新サービスの開始など、新しい情報を常に持っている会社は稀ですよね。
でも、広報担当としてなにかしらPR活動はしなければならない・・・ そんな悩みをお持ちの方にお勧めなのが、自社の社長を積極的にメディア露出させる、「社長PR」というPR戦略です。 この「社長PR」という戦略の一番の利点は、中小企業、ベンチャー企業、スタートアップ、目に見えないサービスを提供している会社やBtoBの企業など、企業規模の大小、業種を問わず、どんな会社でも取り組めるということです。 社長のいない会社はないですからね! また、産業紙やビジネス誌を中心に、社長インタビューのコーナーのある媒体は特定しやすいためメディアリレーションがやりやすく、さらに、時期や季節を選ばず取り組めるのは、広報担当にとってはありがたいところです。
では具体的に、実際に社長がメディア露出するとどのようなメリットがあるでしょうか。
■会社や商品のファンが増える。 社長がマスコミからインタビューを受ける際には、商品や会社の表面的な説明だけなく、 ・なぜこの会社を(起業し)経営しているのか(=自社の社会的な存在意義) ・提供している商品やサービスへの想い ・自社の将来へのビジョン・夢 などのストーリー(物語)が非常に大きなウェイトを占めます。このメッセージが消費者やユーザーに伝わることで、あなたの会社や商品のファン獲得につながります。
■人材採用がやりやすくなる。 メディアを通じて定期的に社長がメッセージを発信することで、「こんな想いをもった社長のもとで働きたい」という入社希望者が増えるようになります。 また、面接にきた応募者に、社長インタビューの記事を見せれば、より効果的に自社の魅力を伝えることができるでしょう。 これは自社で制作した会社案内(広告)ではなく、マスコミという信頼できる第三者が書いた記事だからこそ得られる効果です。加えて、記者というプロの書き手に書いてもらった記事は、非常に読みやすく、誰が読んでも分かりやすい情報になるため、より効率的にメッセージを伝えることができますね。
■社内が活性化する。 自分の会社の社長がメディアに露出しているというのは、そこで働く社員のモチベーションアップにつながります。 マスコミが取り上げた記事を社員が読むことで、意外と知らなかった自分の会社の魅力に気づくことも多いです。結果、会社へのロイヤリティー(忠誠心)が高まり、社員の定着率が向上します。
こうした視点からみれば、「社長PR」というのは、効果的な企業の経営戦略といえるでしょう。
新しいネタが無いときこそ、社長のメディア露出に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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