【マーケティング】UIとは何かを考える
- cuaunited
- 2015年11月3日
- 読了時間: 2分

ここ数年でウェブサービス開発の垣根が非常に低くなり、上は大企業から下は個人エンジニアまで規模問わず様々なプレイヤーが新しいサービスを開発できる環境が整いました。
ここで非常に重要なことは、店舗等のリアルサービスとウェブサービスでは根本的に考え方がことなるという点にあります。
例えば、店舗サービスではある程度「お金」に影響してしまいます。 お金があれば、大きな店舗を構えインパクトを出すことができそれだけでも広告価値としては成り立ちます。 同じレベルのサービスクオリティだとしても、大規模投資の方が有利であることは間違いありません。
しかしながらウェブサービスともなると、見た目では規模の大小の判断がつかず、その分「サービスとしての価値」にユーザーは重きをおきます。その点で、スタート時には大企業であっても個人でもあまり関係なく、ユーザーは「使いやすい」から使うのです。
このような理由で、新規事業が大企業では立ち上がらず比較的ベンチャー・スタートアップ企業の方がウェブサービス立ち上げに関してはスピード面からしても「有利」に働くという良さもあります。
そこで、ユーザーにとって使いやすいサービスとは何か、という点で共通する点が「UI/UX」と呼ばれるものです。
UIとは「ユーザーインターフェース」のことで、
機械、特にコンピューターとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。(wikipedia)
とあります。
つまり、「使い勝手の良さ」です。
ユーザーは、新しい機能を動かす場合に視覚的に判断します。 例えば、歯車のアイコンであればウェブ上では「設定」と認識し、横棒が3つあるアイコンをみれば「メニュー画面」と認識します。
その共通認識をいかに使いやすくさせるかを念頭に置き、上手く活用したサービス設計を行っていくことをUI設計と言います。
ユーザーは既存のものに慣れており、必ずしも新しいサービスだから使うわけではありません。既存の慣れたUIだからこそ使いやすいという側面もありますし、また今まで使いづらかったものを、同じサービスだけれどもUIを変えただけで爆発的に伸びるケースもあります。
つまり、UI的には既存のサービスのUIがユーザーにとって使いやすいという共通認識なのか、それとも違うのかを明確に判断し設計を行っていく必要があります。
【関連記事】
Comments