【マーケティング】UX設計は顧客を知ることから
- cuaunited
- 2015年11月10日
- 読了時間: 2分

前回前々回とUI/UXの話をしましたが、その中でUIはUXの一つのカテゴリーでありUI設計にはUX設計が不可欠という話をしました。
それではUX設計とは具体的に何をすべきなのかをお伝えします。
まず、なぜUX設計をする必要があるかという点に置いて最大の理由は「顧客を知り、ニーズがあるかどうか可能な限り前もって知っておく。」ということに尽きます。
アプリサービスでもウェブサービスでも、アイデアを思いつき設計書を作り、実際に開発しβ版を出し、正式にリリースするまでは何か月や長ければ年単位での開発期間を要します。
最初は盛り上がっていたものの開発していく途中で「イメージと違う」「ユーザーが本当に求めているのか。。」など様々な疑問の中開発を進めてしまうと途中でとん挫する可能性が高いのです。
そのため、初期UX設計において対象ユーザーとなる人物に現状求めているサービスが無い中でどのような代替手段を使っていて、どのように解決をしているのか(解決できているのか)を開発する前に知っておく必要があります。
これが第一段階のユーザー調査です。
対象となるユーザーを年齢別性別に分けて複数のユーザーにアンケート調査を行います。
いわゆる、ウェブ調査などではなく開発者が実際に対面でアンケートを取ることが重要です。
アンケート項目はサービスによって当然違いがありますが、根本的なところとして、
①現在どのようなライフスタイルを送っているのか ②どのようなウェブサービス(アプリ)を使っているのか ③ウェブに課金はするのか ④類似サービスを使ったことはあるか ⑤現状どのような満足点や不満に思っていることがあるのか ⑥どのように改善出来たら良いと思うか ⑦新サービスが出来たら使ってみたいと思うか ⑧新サービスにおいて、現状で考えられるメリット・デメリットは何か
等が上げられます。
あくまでニーズを把握する為のアンケートなので、主観で調査を行うのではなく、客観的に調査をすることが重要です。
開発者がアンケートを取ると、無意識のうちに新サービスを求めさせるようなニュアンスで誘導した調査を行ってしまい本来のニーズが汲み取れないことが多々ありますのでその点は注意しましょう。
【関連記事】
תגובות