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【マーケティング】UX設計によるアンケート調査の盲点

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年11月12日
  • 読了時間: 2分

UX設計の第一段階としてユーザー調査のお話をしましたが、アンケートを取るにあたって非常に重要なことが、「ユーザーの回答は曖昧である」という点を認識しなければなりません。

「曖昧なのにアンケートを取る意味があるのか。」と感じてしまう方もおりますが、この曖昧さは100%でなくとも質問の仕方次第で大きく変わるのです。

例えば、「この新サービスのメリットは何だと思いますか?」という質問をしたとします。

通常、ユーザーは自分自身が使っているサービスのメリットデメリットを考えながら生活をしていることはまずないので、このような場でメリットを言う事は非常に難しいのです。

「このサービスを利用しますか?」という問いに、「利用します!」と回答しても、「メリットは何ですか?」問うと応えられず、「このサービスにはユーザーメリットがないのか。。」となりサービスをこの段階で止めてしますのは早々なわけです。

逆もまたしかりで、ユーザーの回答は矛盾が非常に多いのです。

この場合は、聞き方を変えてみます。

つまり、ユーザーの生活実態に合わせた質問を投げかけるのです。

①「このサービスのメリットは何だと思いますか?」

ではなく、

②「このサービスを友人に紹介する場合、どのように紹介しますか?」

という質問に変えます。

実はどちらも同じ「メリット」について聞いているのです。

ただ、ユーザーは、日常生活でメリット等考えないので①のような質問をすると戸惑いますが、「友人に何かを紹介する」という行為は日常でも良くあります。

人に何かを紹介する場合は、当然そのサービスの良さを説明するのであって、それがそのサービスの真の「使うメリット」になるのです。

このような自然な聞き方をすると曖昧な回答を減らすことができるため、アンケート調査においては質問項目を設計した後に「どのような聞き方をするのか」を検討すべきなのです。

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