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【マーケティング】ペルソナ設計とその方法

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年11月26日
  • 読了時間: 2分

前回UI/UXについて概要を簡単に触れましたが、ユーザー分析の一つとしてペルソナという言葉が出てきたのを覚えていますか。

このペルソナとは架空のユーザーモデルを作り上げてそのパーソナルな情報をまとめる作業のことを指します。

このペルソナ設計は初めてやる人にとっては盲点が存在するのです。

それは「やったけど、どう活用すべきかよく分からない」

という点です。

ペルソナは第三者的な視点で常に物事を捉えるためのツールです。新規事業開発をやっていると、どうしても開発側の都合のいいユーザーをイメージして開発する傾向が出てきてしまい、メンバーが多ければ多いほど対象となるユーザーイメージは意外と異なっていることも多いのです。

例えば、とあるSNS系のサービスを開発したとしましょう。既存のSNSとは十分に差別化が出来ていてユーザーにとって非常に便利だから利用してもらえるはずと考えます。

そして、ターゲットを20代男性会社員と想定します。

ここまでは特にペルソナは必要ないのですが、開発者側では「暇な通勤時間に利用してもらう」という想定をして、ユーザー調査を行いながら詳細なペルソナを作っていくと、この20代男性会社員は通勤時間にFacebookやTwitter、ニュースアプリを開いていることが判明しました。

すると、開発するサービスは確かに差別化が出来ている優れたサービスでありながら、FacebookやTwitter、他ニュースアプリが競合になり、それを凌ぐ程の価値があるかどうかという話になるのです。

つまり、「可処分時間」と言って人間は暇な時間にも何かをしていてその時間はすでに他のサービスに取られているということなのです。 (一つのスマホで二つのサービスを同時には利用できない)

開発者側の勝手な想像では、「通勤時間に利用してもらう」ことを想定してますが実際にはその時間はすでにレッドオーシャン市場という事がユーザーモデリングに基づいたペルソナ設計時に判明するわけですね。

ペルソナは作って納得するだけでは全く意味がありません。

現実的にそのペルソナが利用してくれるのかどうかをいかに設計後に考えれるかが重要なわけです。


 
 
 

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