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【文章の書き方】話し言葉と書き言葉

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年11月25日
  • 読了時間: 2分

ら抜き言葉

話し言葉と書き言葉は違う、ということは多くの人が知っていることかと思います。しかし、一部では、それが話し言葉と知らずに文章の中で使ってしまっている言葉もあるのではないでしょうか。

私がその2つの違いを明確に意識したのは就職活動のときでした。履歴書に書くときと面接で話しときに言い換えなければいけない言葉として「貴社」と「御社」の違いを知ったときです。あなたの会社という意味を丁寧な言葉で伝えるとき、書き言葉としては「貴社」、話し言葉としては「御社」を使うのが一般的です。私と同じように、就職活動のときにこの2つの違いを初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。もし、学生さんがこの記事を見ていたら、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

「貴社」「御社」の例は書き言葉と話し言葉の違いですが、他にも話し言葉の影響を受けて書き言葉が乱れてしまい、読み手に誤解を与えてしまったり、読みづらい文章になることがありますので、その1部をご紹介させていただきたいと思います。

■「ら」抜き言葉

話し言葉の影響で書き言葉が乱れる例として最も有名なのが「ら」抜き言葉でしょう。「~られる」の「ら」を抜いて話したり書いたりすることを「ら」抜き言葉といい、意味は通じても使い方としては間違っているものです。

「~られる」には基本的に「可能、受身、尊敬」3つの意味があります。

・私はトマトが食べられる(可能)

・バナナが安価で売られる(受身)

・上司はスキーで上手に滑られる(尊敬)

この3種類の使い方をそれぞれ「ら」を抜いてみましょう。

・私はトマトが食べれる

・バナナが安価で売れる

・上司はスキーで上手に滑れる

・食べられる(可能)→食べれる(可能)

・売られる(受身)→売れる(可能)

・滑られる(尊敬)→滑れる(可能)

上記の例を見てみると、食べられるだけは可能の意味のままですが、売られると滑れるは意味が変わってしまったのが分かるかと思います。

あくまで見分け方の1つですが、このように「ら」を抜いてしまっても意味が変わらないものは所謂「ら」抜き言葉です。逆に、「ら」を抜いたら意味が変わるものは「ら」を使わずに使用する必要があります。

意味が変わってしまうと読み手に誤解を与えてしまうので、たった1文字ですが「ら」の扱いには十分気をつけましょう。

 
 
 

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