【スタートアップ】起業時の価格設定は最初に勤めた会社で決まる?
- cuaunited
- 2014年10月28日
- 読了時間: 2分

「さぁ、起業しよう!」
と思っても商材が無ければお話になりません。
「何を売るのか」を決めて「誰に売るのか」「どのように売るのか」「いくらで売るのか」など様々な方面から売れる可能性を探らなければなりません。
最近では、事業計画なんやらよりも、とりあえずミニマムサイズで作ってみて(仕入れてみて)とりあえずテストで買ってくれる人を探しながら、売り方や値段を最適化していくという一種のリーンスタートアップ的なやり方を実践している起業家も多いでしょう。
世の中には、色々な起業家がいて、色々な商材を様々な値段で販売してますが、私がふと思うところは、なぜこの人はこの商材をこの値段で売ろうとしたんだろうという点です。
(もちろん悪い意味ではなく、純粋に思います。)
聞いてみると、市場調査を一応してみて。。。お客になりそうな人に聞いて。。。適当に決めました。など色々な意見はありますが、僕が聞きたかったのは「なぜ1億円の商材ではなく、1000円の商材を売ろうとしたんですか。」という点なのです。
そこで、必ずしも正解ではないのですが、面白い結果となったのは、起業家は商材を決めるとき予めある程度の感覚を持っていて、それは前職or初めて入った会社の相場に合わさっているということです。
例えば、100円のペンを会社員時代に販売していた起業家は、起業しても商材や売り方は変われど、それくらいの値段の商材を売っているケースが多い。
5,000万円の不動産を売っていた起業家もまた、それくらいのレンジの商材を起業後も取り扱うことが多いですね。
確かに、私も会社員時代は100万~1,000万円くらいのレンジの商材を取り扱ってましたから、商材や売り方は昔と全く違いますが、金額のレンジは確かに似ていると言えば似ています。
おそらく、私には100円のペンを売る能力はないでしょう。(何本売ればええねん!と気が遠くなってしまう。)
逆に、1億円の不動産を売る能力もないかもしれません。(買いたい人を見つける=宝くじに当たる、レベルと考えてしまい萎えてしまう。)
100円のペンを売ってた人には、そりゃ5,000万円の商材が売れるイメージはないでしょう。
5,000万円や1億単位になると、ベンチャービジネスだと売る商材も限られてくる(不動産?宝石?株?)でしょうから、不動産をやっていた起業家は不動産を取り扱うケースが多いのも頷けます。
私も、前職とは全く関係のない仕事をしているようには思われがちですが実際には大きく役に立っているものです。
起業前に、社会人経験は必要かどうか?
それはまた次回にしましょう!
Comments