【ノウハウ】イベントに取材に来てもらうための施策
- cuaunited
- 2014年11月3日
- 読了時間: 4分

交流会等に参加をしていると、イベント告知などのお話しをよく耳にします。それと同時に集客(イベント参加)を促すような施策に困っているケースもよく相談されます。
個人的な見解ですが、イベントやセミナーなどにおいて、1回限りの開催であるならPRよりも広告の方を優先させた方が良いケースがあります。というのも広告は広告主の都合の良いタイミングで確実に掲載されますので、「告知」として情報を提供することができるからです。チラシなどを作る際もイベントの様子を綺麗に装飾して、イメージ良く伝えることができるのも強みになるでしょう。ポイントはイベントについての情報を直接的に伝えられるという点にあります。
PRの場合、仮にテレビや新聞の取材が来たとして、番組となったり記事になるのがイベント後では集客になりませんからね。
かといってPRをないがしろにして良いわけではありません。告知の全てを広告で行おうとした場合、そのイベントの規模にもよりますが、莫大な費用がかかってしまうことになってしまうからです。
というわけで、今回はイベントのPR活動についてお話ししていきます。
まず、イベントのPR活動は3つの段階で考えます。具体的には・・・
STEP1 事前告知
イベントの内容や日時が決まったらすぐにでもPRの準備を始めていきます。理想を言えば3~4か月前にはプレスリリースの準備に取り掛かるべきです。特に雑誌への掲載を目標とするのであれば、その位早い段階で着手しておかないと発売時期に間に合わないのです。例えば今は11月ですが、もう春の情報を集めていると考えていてください。雑誌の場合はそのくらい行動が早いのです。
新聞に関しては、イベント開催地の地元新聞、例えば名古屋であれば中日新聞などをメインのターゲットとしましょう。また、全国紙であっても支局があるはずですので、その支局へと情報発信してください。新聞に関しても受付の締切はあるので、早めに動くことが肝心です。
STEP2 当日の取材
イベント開催まで1か月を切ったころから、当日取材への誘致を行います。やはり動きがあって、絵になるイベントとしてはテレビ取材を獲得したいですね。
全国配信のテレビ局だけでなく、ローカルテレビ局が力を発揮します。予め番組を調べ、そのイベントとマッチするような番組にアプローチをしていきましょう。また、NHKは比較的地域の話題に敏感なので、近くのNHK支局にコンタクトをとってみてください。
プレスリリースのタイミングとしてはイベント2~3週間前と1週間前から前日の2回。ポイントとなるのは、同じリリースを2回送ることです。
メディアはイベントや記者会見を取材する際に、事前に多くの情報を仕入れた上で、どこに取材に行くかを決めています。決める時期はイベントの前日か当日であることが多いようです。
つまり、2~3週間前にそのイベントの情報を提供することで認知してもらい、イベント直前に再度リリースを送ることでプッシュすることが有効になるわけです。
STEP3 結果報告
イベントの終了と共にPR活動も終わり・・・というわけではありません。プレスリリースを送った媒体の中には、都合がつかなかったり、取材するまではいかないけど・・・といったように、興味はあっても取材に来なかった記者もいるかもしれません。そういったメディアへは「イベントの報告プレスリリース」を送ることをお勧めいたします。
報告内容が記者の目にとまれば、取材が無くても記事になる可能性はありますし、次回以降のイベントでは取材に来てくれるかもしれません。
イベント告知でのPR施策、いかがだったでしょうか?効果が直接的な広告ももちろん良いかと思いますが、色々と工夫をすることで、イベントへのメディア誘致も可能になるのです。
ぜひ、イベントの開催を控えている方は試してみてください。
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