【ノウハウ】媒体のキーマンに当たろう
- cuaunited
- 2014年11月9日
- 読了時間: 2分

メディアにコネがないと取材に来てもらうのは難しいでしょうか?
PRサービスを行っているとよくある質問です。逆に
メディアにコネがあるからPR業ができるんですよね?
ということもよく言われます。こういったご質問に関してのお応えは
・放送内容や記事の内容は会議で決められるので、コネがあるからと言って取材されるわけではありません。
・取材されるかどうかは、結局のところネタによるので、その企画が視聴者や読者ウケがいいかで決まります。
という感じになります。実際のところメディア側としても視聴率や購読率を取らなければいけないので、コネ優先で番組や記事を書いて、全く視聴率が取れなかったり読まれなかったら責任はその人にかかってしまいます。そんなリスクのあることは基本的にしたくありませんよね。
そういった、視聴者・読者ウケの良い、言い変えると「番組製作者・記者ウケの良い」企画を考え、メディアに提案していくのがPR会社の役割なのです。
と、ここで終わってしまったら【ノウハウ】になりませんので、ここからはちょっとアドバイスを。
タイトルにもありますが、同じ企画を持ち込むにしても「誰に提案するか」で取材になるかどうかは大きく変わってきます。
例えばテレビ番組の企画会議にはプロデューサー、ディレクター、放送作家、アシスタントなど、たくさんの人が参加します。この会議の場で、プロデューサーが発した案と、アシスタントが発した案、どちらが通りやすいでしょうか?
言うまでもなく立場の上の人の意見の方が通りやすいでしょう。テレビ局だって会社ですから、極端な話、会議で箸にも棒にもかからなかった企画でも、社長がGOを出せば通っちゃう可能性だってあります。
したがって広報PR担当の方は、メディア関係者にアプローチする際に、この人はどの程度影響力を持っているか、ということを見極めることが肝要になるわけです。ビジネスライクに言えば、影響力の無い人にアプローチしてもあまり意味はないということですね。
雑誌や新聞にも同じことが言えます。特に雑誌であれば、副編集長がキーマンになります。というのも、現場で企画を判断したり、取材先の決定を行っているのが副編集長のケースが多いからです。ちなみに編集長は編集の実務を行うわけではなく、雑誌の方針についてなど、もっと全体に関わることを行っています。
メディアのキーマンを意識し、影響力の高いメディア関係者にアプローチすることを心掛けていきましょう。取材の可能性がきっと高まるはずです!
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