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【スタートアップ】CGMははたして有効か

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2014年12月2日
  • 読了時間: 3分

CGMとは、Consumer Generated Mediaの略です。つまり消費者生成型メディアと呼ばれるもので、クチコミサイト等がそれにあたります。例えば、行ったお店の料理の写真を撮ってお店の情報や感想を交えて投稿させるモデルです。コンテンツを作るユーザーとそのコンテンツを利用する側のユーザーがいるわけですね。

「RETTY」とか「nanapi」とかがCGMに該当してきますね。

一方で、掲載型というのは、リクルートのホットペッパーなどが該当します。店舗側がお金を払って情報を公開し、ユーザーがその情報を利用するイメージです。

掲載型はビジネスモデル的に掲載料(広告料)というお金を店舗が支払ってユーザーにみてもらう仕組みのプラットフォームですから短期的なマネタイズは取りやすい反面、店舗を集めなければもちろんメディアとしての存在価値がないので店舗を集めるための営業コストがかかります。労働集約型のモデルですので、売上が上がる=営業コストも上がるという形になり、高利益率体質にはなりにくい傾向にあります。

営業に対するアセットをどれくらい持っているかが勝負どころなので、営業コストをどれだけ負担できるかというパワーゲームになっていきますので、基本的にすべての分野でのアセットのないスタートアップには向かないモデルだと言えます。

逆にCGMは、ユーザーが勝手にコンテンツを作ってくれるので営業コストがかからず、将来的な高利益体質が見込めます。これも一長一短なのですが、そのかわりユーザーがコンテンツを生成してくれる(楽しんでもらえる)ための仕掛けが必要となり新しいUXを創造しないといけません。さらに基本的にはユーザーが集まるまではプラットフォームとして成り立ちませんから短期的なマネタイズはほぼ無理で、ユーザーが集まるまでの期間は資金調達などでキャッシュを膨らませ、それを投資していかなければなりません。

マネタイズは、ある段階でのCVポイントに到達した段階の成果報酬型モデルが基本ですね。

今までは情報掲載型のメディアが主流でしたが、今後はCGMが主流になってくるのかなと個人的には思っています。

単純に、企業が発信する出来上がった情報よりもユーザー自身の体験がコンテンツの基礎要素となっている方が信用したいと思いますものね。CGMが一部業界ではすでに広がっていますが、企業の言っていることと、ユーザーの反応が全然違うということはよくあることです。

逆にクライアント側も、ROIの見えやすい成果報酬の方がリスクが少なくお金を投下しやすいことは言うまでもありません。

でも、初期段階で消費者にコンテンツを生成させて盛り上げることは並大抵のことではないため、綿密なビジネスモデルやマネタイズを計画し、いかに高速でPDCAを回せるかがカギとなりそうです。

 
 
 

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