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【PR】やらせ?PR?

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2014年12月4日
  • 読了時間: 3分

PRなのか、ヤラセなのか、ステマなのか。

PRはとにかく話題性を創出するために(業界用語では、バズらせる。という)色々な手段やアイデアを考えて実行するわけですが、ときにはイキすぎたPRもあるわけです。

ここはもうどう捉えるかが問題になってくるのでかなりグレーですが、奇抜なやり方で世間から批判を受けたとしても、それはそれで世間から認知されるわけです。とりあえずやってしまってマイナスイメージであっても「認知」させた上で、後からマイナスイメージを払拭するネタを連続で投入し最終的には大きな認知を獲得、さらにポジティブイメージを構築するというやり方もあります。

これは、世間の人々はポジティブネタよりもネガティブネタの方が反応しやすく、また記憶に残りやすいという特徴を持つからです。

例えば、某日本を代表するWEBメディアの場合、年間記事数の7割以上がネガティブ記事(事件・事故等)で、実際に閲覧数の多くはこのような記事から生まれています。

情報番組でも、何かとネガティブな情報が取り上げられることが多く、表面からみると「なんで日本はこんなに事件が多いんだろう。」と思ってしまう程ですが、実際にはそのようなネタの方が視聴率を稼ぎやすいからに他なりません。

また、PRはリスクを取れば取るほど大きな効果を生むという事実もあります。

海外の事例ですが、NYに突如オバマ大統領がジャンパーを着ているとても大きな看板が現れました。その看板はオバマ大統領がトップモデルのような容姿でものすごくカッコよく写させており、また着ているジャンバーもとても似合っている。街行く人は、あまりのかっこよさに写真を撮る人が続出し、ソーシャルメディアで拡散され、ついにはTV番組まで取り上げる程にまで話題になりました。

しかしながら、実はこれ某企業が勝手にオバマ大統領を加工して打ち出した看板だったんです。

報道をみたホワイトハウスはもちろん大慌てで、すぐに出稿している企業に看板を外すよう指示したそうです。もちろん企業は、謝罪しすぐに看板を取り下げたみたいですが、特に罰則などは無かったそうです。

なぜなら、その看板はあまりに好感度が高くオバマ大統領の世間に対するイメージをものすごい良くしてしまったわけですから。

こうしたことからオバマ大統領が来ていたジャンバーは爆発的に売れ、このPRは戦略的すぎるとPR自体も話題になり、この企業は一躍有名になりました。

一歩間違えれば大変なことになってしまうこのPRですが、実際にはこのように、「感動」「笑い」「驚き」を巧みに操り、世の中に浸透させる戦略的なPRも大事だったりもします。

直近ですと、フジテレビの「AKBたかみな×岡村隆志」のネタもこれに近いようなPRだったのでしょう。インターネットでは批判されていますが、それもまた計算済みのPRなのかもしれません。

 
 
 

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