【ノウハウ】雑誌の特集を知ろう
- cuaunited
- 2015年3月16日
- 読了時間: 3分

先日は3月11日という日を迎え、東北の大震災から4年が経過しました。新聞をはじめとしたメディアでは地震や震災に関する特集が組まれ、防災に関する情報などもたくさん書かれていました。メディア側も震災に関する情報を集め、さらに企業からも情報が大量に発信されたのだと思われます。 上記の例は震災に関するものですが、他の情報でも様々な特集は組まれます。広報PRとしては、いかにその特集に併せて情報を発信できるか、ということがカギとなるわけです。特に特集として組まれやすい媒体は雑誌ですので、今回は雑誌の特集に載せる方法を書いていきたいと思います。
まずは基本として、雑誌には早い段階からアプローチすることが重要です。週刊誌であれば、発売の1、2か月前、月刊誌であれば3~6か月前には編集部内で特集の企画が決定し、取材にはいります。例えば、今は3月なので、早いところだと夏号の企画を立てていることになりますね。なので、4月の情報を今流しても遅い、ということになるわけです。雑誌社が企画している特集に合せて早め早めのアプローチをしていきましょう。 ◆参考記事◆ 【ノウハウ】プレスリリース作成講座 その7~メディアに合わせたリリースを作る 前編~ さて、ここで問題になるのが、特集に合せるということです。口で言うには簡単ですが、これがなかなか難しいことです。特集に合せるには、特集の情報を知らなければならないからです。 では、具体的にどのようにして特集に関する情報を集めたら良いでしょうか。 1、 編集者に聞く 2、 去年の雑誌から推測する 3、 広告での媒体資料から調べる 概ねこの3通りの手段になるかと思います。 1について、メディアキャラバンなどを行い、編集者に直接お会いできると、こういった情報が手に入ります。キャラバンを行った際は、自社の情報を伝えるだけでなく、このような情報を聞き出しましょう。
2について、雑誌は四季ごとにどのような特集を組むかがおおよそ決まっています。過去の雑誌を読んで、去年の夏にはこんな特集を組んでいた・・・といった情報を把握しましょう。雑誌は定期的に購入し、バックナンバーをストックしておくことが望ましいですが、無い場合は図書館や古本屋などで探してみてはいかがでしょうか。 3について、大抵の雑誌は広告枠があります。各雑誌社のホームページを見てみると、媒体資料が掲載されており、そこから年間でどのような特集を組むかが載っている場合があります。雑誌への広告も、その雑誌のテーマに合った広告の方が媒体側にも広告主にも、そして消費者にとっても良いですので、そのような方法で特集予定を調べることが可能になります。
特集に関しての情報を掴むことは、メディア掲載の確度を高めます。言い換えると、特集に合った情報はメディア関係者にとっても喜ばしいことです。 ぜひ、特集情報を掴み、雑誌への掲載を目指してみましょう!
Comments