【ノウハウ】取材対応のコツとは
- cuaunited
- 2015年2月15日
- 読了時間: 3分

社長などの代表者や、広報担当者であれば、ある程度の経験をお持ちでしょうから対応にも慣れている場合が多いのですが、例えば研究者が論文を発表し記者会見に臨む場合などはマスコミ対応に慣れておらず、アタフタしてしまう場合があります。
今回は取材対応の際にすべきこと、コツをご紹介したいと思います。
【取材前の準備】
取材を受ける媒体のチェック
取材に来る記者の記事をチェック
資料やプレスリリースの用意
取材内容(話す内容・話してはいけない内容)の確認
想定質問集とその回答集の準備
準備の段階では、当たり前の話ですが記者に伝える内容を確認します。それと同時に想定される質問を考え、その回答も予め用意しておきます。とくに細かい数字に関して問われたときのために、必要なデータも用意しておきましょう。また、話す内容や質問を考える際には相手のこと知っていた方が良いですので、取材にくるメディアがどのような点に注目しているのか、記者はどのような文章を書くのか把握しておくべきですね。
【取材当日】
取材内容の記録
言い間違いなどの訂正
取材、記者会見の司会進行
当日に行うことは、取材全体のサポートになります。受付なども含め、取材に来た記者への対応から、取材の進行を行い、発言者にミスがあった場合には即座に訂正しなければなりません。取材内容はメモや録音などで記録し、取材終了後に確認します。
【取材後の対応】
取材相手へのお礼
追加資料や画像の送付
修正点の連絡
取材相手に対してのフォーローを行います。取材のお礼はもちろんのこと、追加の資料や更新された情報を送付します。また、万が一取材内で間違った発言があった際には修正の連絡もしなければなりません。もちろん無いにこしたことはないですが・・・。
これらは全て基本的なことです。取材があった際にはこうしたことに心掛けて対応してください。
さて、広報担当者としてはこの基本にもうひと工夫が必要になります。それは「その記者にまた取材に来てもらうにはどうするか」を考えることです。
具体的には取材立会時に、どのような情報が喜ばれるか、欲している情報はどのようなものか等をヒアリングすることです。それが分かればマッチした情報が社内から出たときにまた取材に来てもらえる可能性がでてきます。
取材のときは、その取材を成功させる、ということに意識が向きやすいと思いますが、次回の取材につなげるチャンスを捨ててはもったいないことです。取材のときは是非、次の取材に来てもらうために、を意識しましょう。
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