【マーケティング】ロイヤルティ・マーケティングで顧客の心を掴め! 前編
- cuaunited
- 2015年4月22日
- 読了時間: 2分

マーケティングを行っている企業はたくさんありますが、思ったような効果がでている企業はどのくらいあるでしょうか。マーケティングの理論は分かっていても、実践して必ずしも抜群の効果がでるかと言うと、そうではないことの方が多いでしょう。 理由の1つは競合他社も同様のマーケティングを行っている、というのが挙げられます。インターネットが普及をして、例えば「マーケティング 方法」などのキーワードで検索すれば、いくらでも情報を得ることができます。このような簡単に情報が手に入る世の中では、少し情報を調べたところで他社との差が生まれづらくなっています。 もうひとつは、企業が行うマーケティングが顧客のためになっていない、という可能性です。例えば、消費者に情報を伝えたいからと言って、広告を大量に何度も流すと、消費者側からしたらウザく感じてしまうこともあるでしょう。別の例では、新規顧客の開拓のため、初めての来店客にだけ特別なクーポンをプレゼントするようなキャンペーンでは、もしかしたら既存の顧客、リピーターは不公平感で嫌な思いをしているかもしれません。 このようなことは、マーケティングの表面しか見ずに顧客のことを考えていないから生じてしまう事態です。これではせっかくのマーケティング施策が無駄どころかマイナスになってしまいますね。 そこで必要になるのが、顧客の満足度が高まるようなマーケティングです。言い換えると、顧客の視点に立ち、顧客の心を掴むサービスを提供する、ということです。 こうしたマーケティング施策を「ロイヤルティ・マーケティング」と言います。 ロイヤルティ(Loyalty)とは直訳すると忠誠という意味になります。顧客に自社ブランドへ忠誠を誓わせる・・・と言うとあまり言い方がよろしくないので、顧客に自社ブランドのファンになってもらう、ということになります。つまり顧客を囲い込むマーケティング施策というわけです。 (※Loyalityと混同しやすい言葉に Royaltyがあります。こちらは特許や商標などの使用料という意味になります。 ) このようなマーケティングを実施していくには、顧客ひとりひとりに合ったサービスを提供する必要がでてきます。 そのための具体的な方法として、商品を個別に作る「カスタマイズ生産」と、顧客ひとりひとりに最適な商品をすすめる「One - to Oneマーケティング」という2つの方法があります。
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