【ノウハウ】ミス発覚!プレスリリースに誤りがあった場合の対処法
- cuaunited
- 2015年4月26日
- 読了時間: 3分

プレスリリースは企業や団体、組織が出す公式文書です。
当然のことながらミスがあっては大問題になってしまいます。
とは言うものの、一度も失敗したことがない人なんていませんから、どんなに重大なプレスリリースでも誤りがでてしまうことはあるかと思います。書くのも人間、確認するのも人間、配信するのも人間。となれば、どこかの段階でミスはでてしまうことも十分ありえますよね。
純粋に誤字脱字の場合や値段の相違、商品名の間違いなどの他に、配信した時点では誤りでなかったケースもあります。例えば、1月1日に発売予定だった商品が、発売延期になってしまったときなどはそれに当たりますね。
失敗に気づいたときは、迅速な対応を行わなくてはなりませんが、まずは何をしたら良いでしょうか。
まず第一に、どの箇所を間違えたのかを明確にしましょう。1つのミスに気づきすぐに訂正のプレスリリースを配信!までは良かったのですが、配信した後に他の箇所のミスも発覚。これは最悪ですね。
重要なプレスリリースであればあるほど、ミスがわかったときに焦りがでてしまいます。焦った状態で訂正しても2次災害を引き起こしかねませんので、ミスがあったときこそ冷静に対処しましょう。そして、発覚した箇所以外にもミスがないかを念入りに調べてください。もちろん、修正した後の情報にも誤りがないか十分に確認するのもお忘れなく。
次に確認することは、プレスリリースをどこに配信したかの確認です。文章本文にささいな誤字脱字があった程度で、関係者各位に迷惑をかけないようなものなら別ですが、商品名や発売日、値段など重大なミスの場合は基本的に配信したメディア全てに配信し直します。
さらに、配信した先で既に記事になっていないかも要チェックです。特にWEBのメディアはプレスリリースの情報だけで記事を書くケースが多いため、配信から記事化までの期間が非常に短い場合が多いですから、よく確認しましょう。
加えて、WEBのメディアは転載されて拡散するケースもありますので、その転載先にも対応を行った方が良いかと思います。
■訂正プレスリリースの書き方
多くのプレスリリースは1枚目の上部に「プレスリリース」などの文言を入れているかと思いますが、訂正する場合は「訂正」の旨をはっきり書きましょう。また、タイトルにも【訂正とお詫び】などの文言をつけることで、マスコミ関係者に分かりやすく伝えることが大切です。
本文冒頭のリリースの概要の箇所については、
株式会社●●より2015年4月27日(月)10時に配信したプレスリリースの内容に一部誤りがございました。訂正した内容を再度配信させていただくとともに、関係者各位の皆様には深くお詫び申し上げます。
このような形で、配信した文章に誤りがあった旨を明記します。
次に本文内で訂正箇所の指摘と正しい内容を記載します。ここで注意したいのが、正しい情報だけを書くのでなく、どこを間違ったか、を明記するということです。具体的には
■発売日の情報について
(誤)2015年5月1日
(正)2015年5月15日
こうすることで、マスコミ関係者にもどこが間違った情報かを分かりやすく伝えることができますね。
失敗は誰にでも、いつでも起こりうることですが、大事なのはその後の対応です。誠意をもって迅速に対応することを心掛けてください。
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