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【マーケティング】クチコミからSNSへの移行

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年6月16日
  • 読了時間: 3分

さて、前回はクチコミ(消費者同士の感想や評価)が重要な時代となり、ネット上での同じ消費者としての立場の感想を追い求める消費者と、いかに消費者に良いクチコミを書かせるかと考える企業のイタチごっこになるまでをお伝えしました。

ここから徐々にSNS(ソーシャルメディア)の発達によりマーケティングコミュニケーションのあり方がまた一つ変わっていきます。

クチコミを元に比較検討をする消費者が増える中、徐々に消費者もクチコミの「質」を意識していくようになります。

つまり、クチコミ評価が悪い商品/サービスに対しては「このクチコミがウソか本当かはわからないけれど、とりあえず止めておこう」、逆にクチコミ評価が良い商品/サービスに対しては「このクチコミは本当なのか?」という疑念が生まれてくるのです。

ステルスマーケティングが少しでも世の中に出てきてしまった以上どうしようもないことだと思います。

そこで、口コミという「知らない第三者」ではなく、「知っている第三者(友人・知人)」というその人にとってのコミュニティー内で情報を求めていくようになります。

この時海外ではFacebook、国内ではmixiが流行りました。

当時の日本ではネット上で実名を出すという文化は無く、リアル社会とネット社会でのコミュニティは分断されていました。

リアル社会でのコミュニティをほぼ近い形でネット上に映し出すことによって、自分たちの近況や趣味等パーソナルな情報をネットに反映させる社会になったのでマーケティングのあり方もより進化していくようになっていきます。

例えば、実際にやれたのかどうかはわかりませんが、SNSには従来ではありえない程の膨大なパーソナル情報が数多く含まれており、登録時に「好きな映画や」「趣味」等を登録した場合にそのデータを基に企業はマーケティング活動を展開していく等というような形でマーケティングも個人の情報と自社のマーケティング情報を紐づけることでより購買角度を高めて行けるのです。

クチコミにおいても、見ず知らずの第三者が発信する感想や評価よりも、SNS上における友人(リアルの友人ではなく、ネット上で自分の信頼のおける人や著名人等)の感想の方が信憑性が当然高くなるわけです。

そのような社会になっていくと、当然SNSという世界でいかに信頼される友人になり、そのような友人をいかに多く持っているかというところで価値も変わってくるようになっていきます。

日本で流行ったmixiも、実名制のSNSであるFacebookが台頭し、実名文化が根付いていくことで徐々に勢力を失っていくわけですが。

この現象は、ネット上でのコミュニケーションがライトな関係性からより深い関係性に発展してきた(ネットがリアルを侵食してきた)と言えるでしょう。

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