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【マーケティング】コーポレートカラーを活用したPR

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年9月10日
  • 読了時間: 3分

アメリカでは今月新学期を迎えることとなり、やる気に満ち溢れた学生で華を咲かせています。

そんな新学期というイベントに焦点を当てたプロモーションをブランドカラーになぞらえて発信した会社があることをご存知でしょうか。

それは日本でも世代を超えて人気の「マクドナルド」です。

マクドナルドのカラーと言えばみなさんもご存じの赤の黄色です。その色を見ただけでロゴを見なくとも何となくマックを想像させられてしまうようなブランド力を誇るマック色ですが、マクドナルドとしては、店舗内外だけでなくいかにマック色を我々消費者の日常生活に浸透させ、どんな場面でもその色を見たとたんマクドナルドに行きたくなってしまうという色を活用した心理を巧みに操ったクリエイティブを出しました。

そのクリエイティブの元となったのが、「鉛筆」「教科書」「バックパック」です。

鉛筆をモチーフにしたクリエイティブでは、鉛筆入れが真っ赤なマクドナルドの色で統一されており鉛筆入れの中に入っている多くの鉛筆がなんと黄色一辺倒になっているのです。 これを見た瞬間、誰しもが「あ、マクドナルドだ」と分かるようなイメージを醸し出しており、さらには赤い入れ物の中に細長い黄色の物体がいくつも入っているという点から「マックポテト」をほとんどの人が想像するかと思います。 単純に鉛筆入れと鉛筆を見ているだけなのになぜかマックポテトを想像させられてしまい、食べたくなってしまう非常に巧みなクリエイティブ事例です。

教科書編では、机の上に煩雑に積み上げられた年期の入った本の中に、顔を出すような形で黄色のノートが挟んであります。 マクドナルド特有の鮮やかな黄色のノートをみるだけで、他の年期の入った茶色っぽい教科書と無意識にカラーを比較してしまうことで「なんとなくマクドナルドの色に似てる」という認識をしてしまいます。

バックパック編では、教壇の上に置かれているバッグがどうみてもマクドナルドとしか思えないカラーで主張しています。 バッグの本体は赤色になっており、ファスナー部分やショルダーの部分が黄色になっており、これを見てしまえばバッグの中にはいっぱいのポテトやハンバーガーが入っているのではないかと想像を膨らましてしまう程のインパクトがあるクリエイティブに仕上がっています。

このようにブランドカラーは認知がされていくと、ただ何気無い日常のプロダクトの色を変えてしまうだけでもそのブランドを想起させるような力があります。

今回のマクドナルドのPR事例は、商品化をせず写真にするだけでも大きなインパクトと話題性を作ることができる好事例と言えるでしょう。 (おそらくほとんど費用はかかっていないでしょう)

今一度ブランドカラーを浸透させる戦略を組み立ててみてもおもしろいのかもしれません。

 
 
 

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