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【ノウハウ】読みやすい文章を作る3つのコツ 後編

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年10月1日
  • 読了時間: 3分

前回は文章の核となる、主語と述語について書かせていただきました。文章中に主語と述語を複数使わず、主語と述語のねじれに気を付ける、という内容でしたね。今回は残りの2つのコツをご紹介してきます。

参考記事

◆コツ2 修飾語の置き場所は「直前」に

さて、早速ですが例文をご覧ください。

①やさしい佐藤先生のプレスリリース作成講座

②佐藤先生のやさしいプレスリリース作成講座

例文の①と②を見てみると、「やさしい」の位置が違うだけで、見た目はほとんど一緒の文章ですね。しかし、文章の意味を考えると全く違った意味合いを持ちます。

①については「やさしい」の位置が佐藤先生の前にあるので、佐藤先生が優しい、という意味になります。漢字をあてるなら「優しい」になりますね。一方で②については、「やさしい」がプレスリリース作成講座の直前にきていますので、講座の内容がやさしい、という意味になります。同じように漢字をあてると「易しい」になります。

このように、修飾語がどの位置にあるかで文章の意味は異なってきてしまいます。文章を書いている本人には、どういった意味の文章か分かっていますが、読み手にはそれが伝わりません。修飾語の位置で相手に誤解を生んでしまったり、読みづらい文章にしてしまうことがある、ということに十分注意して文章を書くようにしてください。

◆コツ3 読み手の立場になって文章を書く

プレスリリースを初めて書く人にありがちな過ちですが、自分の書きたいことばかりに目がいって、読み手のことを考えていない文章がよくあります。もっと身近な例だとフェイスブックなどSNSの投稿にも良く見かける事例です。

今日は岐阜出張の帰りに松倉と井上と、如水に行きました。

よくありそうな日記の一文ですね。書き手である私は松倉も井上も誰であるか知っていますし、如水がどういう場所かも知っています。しかし、私と松倉と井上の共通の知り合いで、かつ、如水が何であるかを知っている人でなければ、「誰?どこ?」と疑問符を浮かべるだけの文章になってしまいます。

これは読み手のことを全く考えていない文章だということが分かるかと思います。フェイスブック投稿なんかは日記と割り切って、自分がわかれば良い、という割り切り方もあるかもしれませんが、プレスリリースやコンテンツとなると話は別です。読んで欲しいと思って文章を書いているのに、読み手を置き去りにした文章を書いてしまっては本末転倒もいいところですからね。

読み手は知らない、ということを意識して必要な箇所には注釈や補足説明を入れるなどして、読み手に優しい文章つくりを心掛けましょう。

※ちなみに如水とは、名古屋市東区に本店をかまえるラーメン屋で、塩ラーメンがとっても美味しいお店です♪

いかがだったでしょうか。こうした基本的な知識は小学生の国語の時間に習っているはずです。しかし、時が経つにつれて忘れてしまったり、普段から曖昧な文章を書いていると分からなくなってしまうものです。

もう一度、小学生の国語の教科書を・・・というわけにもいかないでが、ぜひ、もう一度日本語の勉強をしてみてください。それが読みやすい文章をつくる第一歩になりますよ。

 
 
 

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