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【ノウハウ】プレスリリースを送ってはいけない3つの理由

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2015年10月5日
  • 読了時間: 3分

PRノウハウ

当サイトで、今まで約1年をかけてプレスリリースの書き方をはじめとしたノウハウを提供させていただきました。もちろんプレスリリースは広報・PRの基礎として非常に重要な立ち位置にありますが、ここで趣向を変えて逆説的なお話しをしたいと思います。

ということで、今回はタイトルにもありますが「プレスリリースを送ってはいけない理由」についてご紹介させていただきます。

◆理由1:コストがかかる

よくPRはお金をかけずにできる、と言われます。確かに、PRが成功しメディアに取り上げられれば広告とは比較にならないほど安く露出することができます。ただ、お金をかけていないからと言って、コストがかかっていないわけではありませんよね。

その1つに時間的コストがあります。プレスリリースを1本書くのに、我々プロでも最低でも1時間はかかります。それに加えて社内でのヒアリングや、リリースを書いた後の確認。もちろん作成して終わりではありませんので、配信するメディアのリストアップや、実際にFAXやメールでの配信作業も含まれます。

さて、これら一連の流れで何人が関わって、どのくらいの時間がかかるでしょうか。そう考えると、プレスリリースを配信するという行為は金銭的なコストは大きく削減することはできますが、時間的コストはそれなりにかかっているのです。

◆理由2:プレスリリースの検証が難しい

プレスリリースを送っても記事やニュースにならなかった・・・。よくある話ですね。メディアに対価を支払っている広告とは違うので、PRにはこうしたことは仕方のないことです。

と思って、それで終わりにしていないでしょうか?取材にならなかったのには必ず理由があります。それを検証、分析することで次につなげることができるのですが、そこが疎かになっている企業が少なくないように思えます。

・配信先のメディアを間違えた?

・時期が良くなかった?

・リリースの書き方がダメだった?

・そもそもネタが悪かった?

配信先のメディアが違ったのであれば、改めて掲載されそうなメディアを探さなければなりませんし、時期が悪かったのであれば配信するタイミングを見直しましょう。リリースの書き方が悪かったのであれば、もっとメディアの人の目を惹く書き方を覚えなければなりません。ネタが弱かったのであれば、より強いネタをつくったり、見せ方を工夫する必要があります。

この様に、何が悪かったのかを分析することで、それに対する対応策を講じることができます。逆に、分析をしないで改善をしようとしても、ネタが悪いのにプレスリリースの書き方を勉強する、という大きな回り道をしてしまいかねません。

皆さんはPDCAのサイクルを回して次のリリースにつなげていますか?

◆理由3:ニュース性を下げる

メディア関係者、つまり情報を集める人にとって最も欲しい情報とはどんなものでしょうか。それは「他の誰も知らない情報」つまり「特ダネ」なのです。他のメディアでは一切報道されていない重要な情報を自社のメディアだけ取り上げることでそのメディア、ひいては担当者の価値が上がります。

このことを見方を変えて考えてみましょう。

プレスリリースとは、広くメディアに情報を提供する手段です。配信する先が1つのメディアでない限り、プレスリリースで配信した情報は他のメディアにも知れ渡っている情報、ということになります。

つまり、プレスリリースで配信した情報は「他の誰も知らない特ダネ」ということはならないわけですね。プレスリリースを配信することでニュース性を下げている、ということになるわけです。

いかがでしょうか。プレスリリースを送ることが作業となっている広報担当の方がいたら、是非見直してみてください。もっと効率が良い方法や、的確な方法が見つかるかもしれません。

 
 
 

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