【マーケティング】縦型動画はなぜ流行るのか
- cuaunited
- 2015年10月6日
- 読了時間: 2分

スマートフォンでの動画視聴時間が急速にの伸びている中、最近ではタテ型動画というキーワードがあちこちで聞かれるようになりました。
タテ型動画とは、文字通り横長の動画ではなく最初から「タテ型」に作られた動画ではありますがなぜこれが今頃になってキーワード化していったのでしょうか。
従来我々が見ている動画はPCであったりTVであったりが主流であり、このPCやTVというものはすべて画面が横型でした。つまり、PCやTV(CM)が主体で動画を見る環境にあっては当然動画も横型が主流なのです。
その横型動画を無理やり縦型のデバイスで流そうとすると当然上下にブランクスペースが出来てしまいタテ型デバイスでの全面表示が出来なかったのです。(スマホの場合は画面を横に向けないといけないわけです。)
しかし、最近ではスマホで動画を視聴するユーザーが圧倒的に多く、スマホは本来タテで利用するものなので横にしなくても全画面でみることのできるタテ型の方が本来ユーザーにとって使い勝手がいいのではないかというところからキーワード化していったのですね。
つまり、今まではデファクトスタンダードであった横型を、そもそもタテにしちゃおうという発想です。
例えば、youtubeを視聴するときは全画面でみる場合みなさんはスマホを横にするわけですが、意外と意外と腕が疲れるんですよね。 そんなyoutubeも7月にアプリ内でタテ型動画のフルスクリーン対応をするようになりました。
一般の人がとるおもしろ動画や思い出動画の被写体には人が写る場合が多いので、当然縦長である「人」を被写体にする場合にもタテ型の方が撮る側にとっても都合はいいですよね。
その流れを受けて、FACEBOOKやSnapchatもタテ型同がに対応し始め、国内ではC channelはアプリデザインがそもそもタテ型動画使用になっております。
日本ではTVの影響が強いためか看板にしてもデジタルサイネージにしても横型が多い気がしますが、実は世界に目を向けるとタテ型も非常に多いのです。
日本はTVの影響力が今尚絶大で、そのTVがヨコ型である以上タテ型動画が今後どこまで普及するかは未知数ですが、ウェブ動画戦略構築の際には確実にタテ型を念頭に置いた戦略がマストになり、動画制作時もタテ型を基準にした制作が求めらる時代がすでに来ています。

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