【ノウハウ】プレスリリースの奥の手「調査リリース」の作り方
- cuaunited
- 2015年12月8日
- 読了時間: 2分

我々PR会社の人間は、クライアントの情報を聞き取り、それをメディア受けの良い形に加工し、いかに露出させるか、ということを常に行っております。
しかし、この流れにも限界はあり、どうやっても露出が困難な情報も中にはあります。
具体的には
・だいぶ昔に発売された商品のPR
・フリーペーパーなどのPR
・セミナー開催についてのPR
・効果に個人差があるもののPR
このような情報はストレートにメディアに情報提供しても記事になる可能性が極めて低いネタです。
新しい情報でもないのに、なぜ今になって情報提供してきたのかが明確でなければいけませんし、そもそも新商品の紹介コーナーはあっても、古い商品が紹介される機会は非常に少ないのが現状です。
また、フリーペーパーやセミナーは、形は違えど「情報発信」の形態ですので、同じく情報発信の場であるメディアで紹介されることは困難です。分かりやすい例で言うと、読売新聞の紙面で毎日新聞の紹介をすることはまずありえませんよね。それと同じ理由です。
効果に個人差があるものもメディア側としては紹介しづらいネタです。メディアで紹介する情報は信憑性を問われます。これも例を出すと、ダイエットや健康に関するものが分かりやすいかと思います。メディアで「必ず10kgダイエットできます!」とうたって紹介されているものは見たことがないかと思います。効果にバラつきがあるものは、「こうなる」と明言できないので紹介することが難しいのです。もちろん、雑誌などで「ダイエット特集」などが組まれることはありますが、これも効果ではなく方法に焦点を当てた内容になっているものがほとんどですね。
ではこのような情報はPR向きではないと諦めてしまうべきでしょうか。
もちろんそんなことはありません。このような情報でもメディアに露出される方法はあります。その方法の1つが「調査プレスリリース」というわけです。
次回は調査プレスリリースの作り方についてご紹介いたします。
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