【ノウハウ】プレスリリースの奥の手「調査リリース」の作り方 その2
- cuaunited
- 2015年12月13日
- 読了時間: 2分

前回、通常のプレスリリース向きではないネタをご紹介しました。今回はそのプレスリリース向きではないネタを露出させる1つの方法として「調査リリース」の作り方をご紹介いたします。
◆参考記事◆
まず調査リリースを簡単にご説明すると、アンケート調査や研究内容をプレスリリースとしてまとめ、メディアに向けて配信する方法のことです。この時期(12月)になると「今年人気のクリスマスプレゼントは〇〇〇!」とか「お年玉にかける費用 平均は〇〇円!」といった内容の記事を良く見かけるようになります。その情報の元になっているのが調査リリースというわけです。
なぜこのような方法でプレスリリースを作るのでしょうか。
最も大きな理由は「そのタイミングで最も世間から興味を持たれる情報を、客観的なデータとして提供することで情報の価値を高める」ためです。
例えば、クリスマスの時期に何をプレゼントしたら良いか迷ったことありませんか?そうしたときにインターネットで「2015年クリスマス 20代女性が最も欲しいのは〇〇!」といった記事を見かけたら参考にする人も少なくないかと思います。このようにより多くの人から興味を持たれる内容は記事になりやすく、逆に言えば記事にしやすいネタということになります。
更に、このような情報は今のトレンドを示すことができる内容ですので、仮に今年人気のクリスマスプレゼントがイヤリングだとしたら、イヤリングのメーカーや販売店などはこの情報を元に新商品の発表を行えば、記事になりやすい調査データと共に新商品の情報も露出させることが可能になるわけです。商品での差別化が難しいときの情報での差別化、ということになりますね。
※この記事内にあるデータは、記事の内容を分かりやすくするためにつくったものです。実際のデータとは異なりますのでご了承ください。
ただ、気を付けなければいけないのが、調査リリースとはいえどもちゃんと要点を押さえなければパッとしない内容の調査データになってしまったり、自社サービスと関連性の薄いデータになってしまったり、最悪の場合は自社サービスを否定するような内容になってしまうことも十分考えられます。
こうした調査結果にならないようにする方法もありますので、次回は調査リリースのポイントをご紹介したいと思います。
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