【マーケティング】LTVを把握して最適なCPA設計を
- cuaunited
- 2015年12月15日
- 読了時間: 2分

初めてウェブ広告を行うときに、どれくらいの費用をかけようか一番の悩みどころだと思います。
ウェブ広告の場合はブランディングというよりは刈り取り(直接CV)を目的をしている場合が多く、低予算でより多く獲得できればそれにこしたことはありません。
しかしながら、初めての場合はこの思考が強すぎてあまりに低い顧客獲得単価を目標にしてしまい、桁違いの実数値になってしまったというケースもあります。
それでは、CPAをいくらで設計すればいいのかという点において、まずはLTVという指標を確認しなければなりません。
LTV(Life time value)とは顧客生涯価値という指標で、一顧客あたりどれくらいの収益を生み出すのかということです。
1年スパンで見るのか5年スパンで見るのかは商材によっても異なりますが、余程定着率のいいものでない限りは1年程度をみたLTVを確認してます。
計算式は、
LTV=売上+(売上×リピート率)
です。
このLTVを加味せずにCPA設計をすると、例えば定価10,000円原価率50%の松茸だったとすると、
売上(10,000円)-売上(10,000)×原価率(50%)=CPA(5,000円)
となります。
しかし、もしリピート率が50%だった場合にLTVを計算すると、
売上(10,000円)+売上(10,000円)×リピート率(60%)=LTV(15,000円)
となります。
それを粗利益乗じた時に、CPAは
LTV(15,000円)×粗利益(50%)=CPA(7,500円)
となります。
このような考え方をするとさらに効率的な広告投資を行うことが可能になり、好循環のウェブマーケティングが取れるのです。
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