【スタートアップ】ベンチャー企業がメディアに取り上げられるには
- cuaunited
- 2014年10月23日
- 読了時間: 3分

メディアに取り上げられると、様々な相乗効果を生みます。
まず最初に思うことは、メディアに取り上げられたら問い合わせが増える!
ということ。
もちろん間違ってはいませんが、メディアに取り上げられる=必ずしも問い合わせが増えるわけではありません。
実際には、どのメディアにどれくらい枠で取り上げられるかで問い合わせ件数は大きく異なってきますし、また露出内容によっても異なります。(PR会社は取り上げられるための支援はもちろん、こちらの要望どおりの記事を書いてもらうような取材の受け答えをシュミレーションしたり、極力掲載枠が大きくなるように情報を構築したりします。)
ベンチャー企業の場合、直接的な影響が生まれるというよりは、間接的な広報効果の方が高いように思います。
例えば、自分の取材記事が世に出ることで社長自身のモチベーションに繋がったり、設立したばかりの会社が露出することで従業員のモチベーションUPに繋がります。
記事はクリッピングすることで営業ツールとして利用することで顧客開拓が行いやすくなったり継続的な露出によるバイラル効果を得ることができます。
そして、掲載への第一歩は、プレスリリースを「継続的に」送ることです。プレスリリースはメディアへの情報提供なので、サービスがローンチした時はもちろん、キリのいいダウンロード数や会員獲得数を達成した場合、ちょっとした仕様変更を行った場合等、小さなことでも変更や進捗があればプレスリリースを出すことをオススメします。(月に1~2回は出すとよいでしょう。)
プレスリリースを送る媒体は、誰に対して発信したい情報であるのかを吟味した上で適切な媒体を選択します。例えば、飲食系アプリを開発したとすると、ローンチ時には経済紙や全国紙、地方誌、ネットメディアを中心に送ったり、逆に資金調達時には業界関係者が比較的購読しているメディアに絞って送ります。
逆に、資金調達時のプレスリリースを、例えば日経レストランなどの飲食系雑誌に送るという行為は控えたほうがいいでしょう。
そして、取材対応時にはプレスの内容はもちろんですが、それ以外の話をいかにできるかが勝負です。起業までの流れや社長さんの想い、今後どうしていきたいか等をどんどん発信することで記者はその一言一言を大事にしますので、露出枠が思いのほか大きくなったり、次回の取材に繋がったりします。
このような地道な広報活動が、将来的には広告に匹敵する、もしくはそれ以上の効果を発揮するものです。
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