【スタートアップ】続・クーポンビジネス
- cuaunited
- 2014年11月20日
- 読了時間: 2分

さて、今回は前回書いたクーポンビジネスについての続きを考えていきます。
フラッシュマーケティングが生む弊害については前回お話した通りではありますが、私自身としてはクーポンには3つの価値があってもいいのではないかと思っています。
クーポンと言えば安くなるから利用するわけですから、もちろんディスカウント性の価値がなければいけません。つまり「利用する価値」がそこに存在します。
しかしながら、利用する価値に偏りすぎると、クーポンにはフラッシュ性が生まれます。
たとえば、10%~20%の割引率であればそこまでクーポンにこだわった購買はしないでしょう。(一部そういう人もいますが)
あったらあったで越したことはないけれどもそこに手間が入るようであれば(Ex:会員登録等)利用するかどうか分かれる割引率になります。
そのくらいの割引率だとクーポンを前面に出したマーケティングはできませんが、クーポンを利用する人の中には割引のみが目当てではない方も多いのでリピート性のある客層を作ることが出来ます。リピートを生む消費者は基本的に割引目当てではないため10%の割引でも価値が生まれるわけですね。
これを50%(半額)レベルまで引き上げると、単体でのクーポンマーケティングが可能になると思います。つまり、割引率のみで購買をする層が増えてきます。
集客窓口は広がりますが、この層の消費者は割引率に魅力を感じて来店するパターンが多いので、正規の値段での購買に繋がりにくいという結果になってしまいます。
そこで、私自身としては上記の「利用する価値」の他に、「作る価値」「贈る価値」を付け加えるとディスカウントに頼ることない、「体験」を絡ませたクーポンマーケティングができるのではないかと思っています。
さて、クーポンの3つの価値について、まずは「利用する価値」について説明させていただきました。
残る2つは「作る価値」「贈る価値」。さて、これはいったいどういうことでしょう。
続きは次回に持ち越しです。
◆参考記事◆
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