【マーケティング】メディアを活用した販売促進戦略
- cuaunited
- 2015年3月5日
- 読了時間: 3分

自社の商品を効率よく多くの人に知ってもらうにはどうしたら良いでしょうか。その手段の1つとして、多くの人が閲覧・視聴するメディアに露出する、というものがあります。 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、WEBなどメディアは多種多様に存在し、そのメディアを活用することでより多くの人に認知してもらうことができます。
メディアを活用した販売促進戦略には大きく2つの手法があり、1つは有償で行うもの。もう1つは無償で行うものになります。前者が「広告」、後者が「PR(パブリシティ)」と呼ばれるものです。今回はこの2つの戦略についてご紹介させていただきます。
■広告 テレビのCMや新聞、雑誌の広告欄、WEBであればバナーなどが広告になります。自社の情報を広く告げることで多くの人に認知してもらいます。
例えば10万部売れている雑誌に広告を出せば10万人にリーチすることになり、100万人住んでいる都市で放送されているテレビ番組で、仮に視聴率が20%だとしたら20万人にリーチすることになります。 広告は繰り返し行われるので、消費者の印象に残りやすく、ブランドイメージとしても向上します。
しかしながら広告は、出稿に非常に高額な費用がかかってしまいます。テレビCMでも何百万から何千万、全国紙の新聞に全面広告を出そうと思っても同じくらいの金額がかかってしまいます。 それに加えて更に製作費がかかるため、簡単に手の出せる方法ではありませんね。また、例えばCMを出したときに売上が10%伸びたとして、この10%が本当にCMの影響か明確には言えないため、費用対効果が見えにくいという欠点もあります。 ■PR(パブリシティ) メディアに対して有償で掲載する広告に対し、無償でメディア露出をするものをパブリシティと言います。 パブリシティは広告に比べコストを抑えて実践できることの他、メディアが第三者としての立場で記事やニュースにするため、消費者にとって信頼性の高い情報になるというメリットがあります。
例えば「ウチは美味い」と自ら情報発信しているラーメン屋と、「このお店は美味しい」とメディアで紹介されたラーメン屋、この2つのお店を比べたとき、皆さんはどちらを選びたいでしょうか? 広告は広告主が主体となり情報を発信するため、(ある程度ルールはありますが)何とでも言えてしまいます。 一方で、パブリシティはレポーターや記者が美味しいと思わなければ紹介しないので、その人の信頼の下、情報を発信しています。そのため広告よりもパブリシティの方が情報として信頼性は高くなるのです。 ただ、パブリシティには必ず掲載される保障はありませんし、どのように記事になるかコントロールできないというデメリットもあります。 今回はメディアを活用した販売促進戦略2つをご紹介させていただきました。次回はまた別の手段を用いた戦略をご紹介していきたいと思います。
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