【PR】戦略PRと社会的要素の関係性
- cuaunited
- 2015年4月27日
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今回は少し小難しい話をしていこうと思います。

マーケターの皆様は「戦略PR(パブリックリレーション)」と「マーケティング」の関係性をどのような位置づけで考えられているでしょうか?
言葉や表現の違いがありますが、
私たちは戦略PRとはマーケティング手法の一つだと考えております。
まず、マーケティングとはそもそも何なのでしょうか?という所から入っていきたいと思います。
そこで米国マーケティング協会によるマーケティング定義(2013年)を参考にして見てみると
マーケティングとは、顧客やクライアント、パートナー、社会全体に対して価値のあるものを生み出し、コミュニケーションを行い、伝え、交換するための行為であり、一連の制度であり、プロセスである。
Marketing:
Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large. (Approved July 2013)
このように定義されています。
こちらもそれぞれ考え方はありますが、この定義で大事なのは「社会全体に対して価値のあるもの生み出し」「伝える」「プロセス」ということではないでしょうか。
いわゆるモノや情報の始まりと終わりまで全てを「マーケティング」と捉えることも出来るかと思います。
これを踏まえた上で「戦略PR」ってなんなのでしょうか?
それを考えたとき「戦略PR」とは「社会全体に対して価値のあるもの生み出し」「伝える」という位置を担っている最重要手法の一つではないでしょうか。
そこで、さらに「社会全体に対して価値のあるもの生み出し」という文章の中の「社会」に目を向けると「社会的要素」が「戦略PR」で重要であり、さらにその要素があるからこそ「取り上げられる」という流れもなっとくできると思います。
さらに社会的要素が強いということは、一過性の情報に留まらず、ニーズにある方や地域で大きく役立ち使われるという一連の流れも生み出すことが可能です。
このような企画や商品にするための第一ステップは
企画を「目的」を持って作る、実行するのではなく
「誰のために」「何を提供できる」ことを考えた上で進めていくべきだと考えています。
これを踏まえて考えるとタイトルにあげた「戦略PRと社会的要素の関係性」は「切っても切れない血のつながった関係」と考えられるのではないでしょうか。
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