【PR】データ分析が必要な利益に繋がる行動とは
- cuaunited
- 2015年8月20日
- 読了時間: 2分

先日データ分析が重要であると書きました。
上記記事には
①どんな事が変われば利益が上がるのか。
※売上ではなく“利益”が重要です。
②そもそも「その変える事」の実現(行動)が可能なのか。
③実現(行動)のコストは利益に見合っているのか。
利益に対して何%までであればコストをかけられるのかを予め決めておくのが重要です。
が明確でないとデータ分析をするという一連の行為がコストになるという話でした。
しかしながらここで、利益という言葉が出ていますが、
「どんな事をすることが利益向上につながるか」という事が抜けていたのでこちらの補足としていきます。
まずはビジネスを大きくするという大きな枠から考えてみます。
結論から申し上げると、その方法は3つしかございません。
1.顧客の数を増やす
2.顧客の購入する頻度を増やす
3.顧客の平均販売額を増やす
これらが本質的に必要な事で、そこから絞ればいいだけの事です。
ではこれらを増やすにはどうしたら良いのでしょうか。
業種業態が違えばやり方も変わってくるので
下記を設問と考えご自身で整理してみて下さい。
【1.顧客の数を増やす】
1.新規顧客の1回購入を平均していくらの利益があるのか
2.既存顧客は1年で何回買うのか
3.顧客の平均取引年数はどのくらいか
【2.顧客の購入する頻度を増やす】
1.1顧客あたりの生涯価値はどのくらいか
2.販売に繋がった見込み顧客の件数や獲得にかかる経費はいくらか
3.上記分析を行い、その顧客のためのサービスを提供しているか
上記分析を行い、上位顧客を導き出しプレミアム価値を提供し「ファン」を獲得し購入頻度を増やします。
【3.顧客の平均販売額を増やす】
1.追加保証や商品オプションはあるか、その効果検証をしているか
2.保証制度を設けているか
上記のように第2階層まで自社の事を探ろうとするだけで分析という言葉が出てきます。
まずはこの「本質」を理解し、これではじめてビッグデータの一部を活用する意味が出てくると感じます。
これらが分かってくると予算の分け方やどのタイミングで誰にプロモーションを仕掛けるのかを最適化し効果を最大化させる事が可能です。
ビッグワードというキーワードもしくはバズワードに惑わされず本質な事を見る力を付ける努力が必要です。
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