【PR】広報の効果測定をどうするか
- cuaunited
- 2015年8月25日
- 読了時間: 3分

広報活動を行うステークホルダー(PRマンや広報担当者)にとって、今も昔も悩みの一つとして付きまとうのが効果測定です。
広報活動をブランディングとして捉えた場合は「どれくらい露出したか」という露出数だけを追うというスタイルも間違ってはいませんが、今の時代現実的には露出数だけを追っていても納得してもらえない場合が多く、「露出してどうだったのか」を求められます。
ここ数年でインターネット広告の精度が格段と上がりインターネット広告では「どれくらい広告を露出(imp)し、どれくらいの人がクリック(CPC)し、どれくらいの人が実際にアクション(CV)をしたか」という指標が明確化したことでこの流れが広報にも来ているのではないかと考えられます。
広報の効果測定として、露出数はもちろんですが「広告換算価値」というものも昔から存在します。これは、記事になった媒体に対して「その媒体に仮に広告(記事広告等)を出した場合はいくらになるのか」という指標でよく用いられます。広報露出を広告指標として捉えたもので、「広告を出すよりも効率よく露出できましたね。」と理解を促したい場合の指標になるのですが、こちらもそもそも広告と広報の考え方が異なるため、広告と捉えてもいかがなものかと思ってしまいます。
「広報をやった結果どれだけ売れたのか」という指標が最も良いのですが、現実的にはそのような計測は不可能で広報価値というものを様々な角度から測るしかありません。
例えば、「ポジネガチェック」「記事文字数」「SNSシェア数」「露出毎のサイト流入数」「問い合わせ数」等が上げられます。
ポジネガチェックは、露出の「質」を表すもので自分たちの伝えたいキーワードがどこまで記事に盛り込まれているかを確認するもので独自の指標を持って記事毎にランク付けをしている広報担当もいます。
記事文字数は、記事のボリュームを確認する場合に用いられどのような内容であればどれくらいの大きさで露出されるといった確認をする場合に用いられ、記事枠の拡大を狙ってPDCAを回す時には効果的です。
最近では、ウェブメディアに露出をすると記事がSNSを通じて拡散していく場合も多く「記事のシェア数」も比較的簡単に指標として取ることができます。
このように、まだまだ広報の効果測定として売上に繋がっていることが明確な指標は存在せず、最終的にはお互いの肌感覚に頼らざるを得ない点はありますが少なくとも露出量意外にも複数の効果測定方法があることを知ってもらえたらと思います。
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