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【マーケティング】UXとは何かを考える
- cuaunited
- 2015年11月5日
- 読了時間: 2分

前回はUIについての概要をお話しましたが、UIと似て非なるものでUXというものがあります。
このUIとUXの関係性に関しては、別物という考え方ではなく「UXの中の一つにUIが存在する」という概念です。
つまり、UI設計はUX設計が大前提としてなければ成り立ちませんし、UIもUXのうちであるという捉え方で問題ありません。
そこでUX(ユーザーエクスペリエンス)とは、
UXとは、ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念である。(e-word)
とあります。
つまり、作ろうとしているサービスがユーザーにとってどのような体験を提供するのかどうかということがUX設計では求められます。
「ユーザー中心設計」を前提とするのであれば、
①ユーザーが現在どのような体験をしていて、それが新サービスによってどのような体験に変わるのか
②ユーザーがその新しい体験を必要としているのか
③現在の体験にどのような不満を持っていて、どのように改善できるのか
等、ユーザーを把握する必要があります。
UI設計では「使い勝手をいかに良くするか」という点を重要視しましたが、それはあくまでもユーザーが使う前提での話です。その前段階でのUX設計では、「本当に使うのか?」という検証から入っていくことをUX設計といいます。
このUX設計に関しては、UI設計に比べ非常にもやっとしていて具体的に何をすべきなのか、という話になるかと思うので、その点を今後お話していきたいと思います。
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