【PR】PRの真骨頂、話題を産むauの桃太郎DM
- cuaunited
- 2016年1月5日
- 読了時間: 2分

今年も年末にTVでは定番の紅白からK-1そしてお笑い番組まで様々な番組が視聴率合戦を繰り広げる中、紅白歌合戦の視聴率低迷が一つ話題になりました。
関東地区の視聴率では、紅白歌合戦の視聴率が40%を切り、過去最低を記録、そして紅白歌合戦以外での年間最高視聴率番組も28.3%とこちらも過去最低を記録し、国民のTV離れが如実に表れてしまいまった一年でした。
特にTVを保有しない若者も多くなってきており、その代替手段として無料動画のyoutubeを筆頭にドラマや映画は定額配信の普及によりdTVやHuluに移行しつつあります。
現代のライフスタイルではTVに合わせて自分の時間を作るという行為がほぼなくなり、自分の空いた時間に記録してある、または投稿してある番組を観るという流れが一般的となりました。
そんな中でも、話題になっているのがauの桃太郎CMです。
TVCMではありながら、意表を突いたストーリー展開で観測史上最高の好感度を獲得し年間を通してCM好感度No1になりました。
このCMは広告という枠を超えて、PR(話題作り)としての要素が非常に多く、TVでもネットでも話題になるような卓越したストーリー展開や人選、そして隠しキャラの投入などで視聴者をどんどん巻き込んだ作品に仕上がっています。
ソフトバンクのCMでも然りですが、もはやプッシュ型の広告は消費者に響くことなく、以下にマス媒体からネットでの話題拡散までの一連の流れを作っていくかが非常に重要なポイントになります。
最近では、このようなPR型のCMは非常に多くなってきており、不動産会社のCMでは前編アニメを採用し、アニメならではのストーリー展開を繰り広げています。
今年もこのようなPR思考の広告はさらに増えてくるでしょう。
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