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【PR】PRとADの領域がなくなる??

  • 執筆者の写真: cuaunited
    cuaunited
  • 2014年9月18日
  • 読了時間: 2分

本来PR会社の役割とは、広告によるマーケティングを補完する役割としてメディアに取り上げられやすい形に商品・サービス情報を上手く加工することで多数のメディア露出を実現する点にあります。

マスマーケティングに大きな予算をかけることのできないベンチャー企業等は特にPRにマーケティングの比重を置く必要があり、逆に大企業においても対外的なマーケティング予算における広報活動に重きを置く企業は昨今増えています。

従来であれば、広告出稿は広告代理店に依頼し、それを補完するためのPRは広告代理店経由でPR会社を活用するケースが多く、PR会社は広告代理店の下請け的要素がかなり強かったのです。

しかしながら、最近ではPR会社が積極的に表にでるケースも多く、広告代理店を挟まない直接取引を行うケースが増えています。

PR会社は、メディア露出を実現させるためにプレスリリースなどの素材の構築や、メディア訪問時にも具体的にクライアントのサービスについて話す必要があります。そのためPR会社は、クライアントの商品・サービスについて深い知識を持っていなければならず、そのような意味ではかなりクライアントとの距離感の近い存在であると言えます。

また、昨今ではアドテクノロジー分野も進んでおり、大手のPR会社を中心にPR領域に絡ませたアドネットワークやDSP、リスティングの運用にも積極的に取り扱うようになっております。

PRは本来市場啓蒙やブランディングには効力を発揮しますが、「顧客獲得」という点においては数値化する手段がなく、効果測定という意味では曖昧な部分が多かったのです。しかし、PR会社がPR領域で培ったノウハウに付加価値をつける形で「獲得施策」に比較的向いているアドテク分野へ進出することで、以前と比べ効果測定が分かりやすくなり、幅の効いたマーケティングが可能になりました。

そのような意味では、広告代理店とPR会社のビジネス領域が薄れてきており、依頼する側としては広告出稿は広告代理店、メディア露出はPR会社という区別ではなく、総合的にマーケティング目的やコストバランスに応じて最良のパートナーを選択する必要がある時代になってきていると思います。

 
 
 

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